日本には三大義務の一つとして「教育」というのがあります。
義務教育は中学までですがいまの時代社会に出て働くには高校、大学などに進学するというのが当たり前の時代です。
そんななか先日のネット上のニュースで衝撃的なことが報道されていました。
それは、大学で博士課程(大学院)に進む学生のなんと4割が借金をしているということ。
4年制の大学であれば4年間勉強してさらに2年間の博士課程を修了して学歴を鍛えようとする人もいるでしょう。
学歴がすべてではないですがそうすることで社会に出るときに多少は有利になることも事実です。
しかし、その社会に出る前にいきなり借金を抱えてしまうというのは個人的にはどうかと思います。
大学受験などのために必死に勉強したりした人が卒業するころには借金を抱えてしまうなんて。
自分が新入社員になったときのことを思い出してみても最初の数年間というのは手取りの給料もわずかなものです。
おまけにまだ年齢も若いので遊びたい盛りの年頃だと色んな所へ行ったりして出費もかさみます。
また、社会人になるためとしてスーツやネクタイ、バッグにワイシャツなど準備が必要となったり、
一人暮らしをするために生活のための家具や家電を揃えたりといろんなところで出費が発生します。
そんな時に借金を何百万円も抱えてしかもそれを返済しながら暮らすというのは相当なストレスです。
こんな借金までしなければならないのは大学の授業料が高額で一般家庭には敷居が高すぎるという事でしょう・・・。
もはや学校に入学できるか、そして通えるかどうかの資金力の時点で格差を生み出している日本の教育・・・・。
年々税金は厳しくなり上がっているというのにこういった負担というのまでどんどん増えていく。
日々の自分の生活を思い返してみても生活が豊かになったとか楽になったというのはまったく感じることはできません。
仮に子供が出来て大学まで通うなんてことになったら学費のために自己破産しなければならなくなるでしょう。
・・・・考えるだけで明るい未来なんて想像できなくなってしまいます。
こんなニュースを見るとますます将来独身のまま死んでいくのかなと気持ちが落ち込んでしまいます。
せめてまずは自分ひとりが何とか生きられるようにならなければ・・・・。
情けないですが切実な悩みです。
いつも読んでくださる皆さんに感謝致します。
おか