再三の如く書いてきた銀行のカードローンに関する記事ですが、
ニュースを見る限り規制強化の流れは今後も続いていきそうな勢いを感じています。
いままで知りませんでしたが消費者金融の場合テレビCMを流す本数というのは規制があるようです。
有名なところではアイフルやアコム、プロミス、モビットなどが挙がりますが、
たしかにテレビCMで見ることはたまに(特に深夜時間帯)ありますがとんでもなく多いというイメージはありません。
また消費者金融系のCMはどことなくインパクト重視で内容がまるで分らないようなものが多いです。
適当に人気だったタレントなどを起用してカードローンのことについてはCMで全く説明していない感じです。
一言で言えば怪しい感じのCMですね。(最近のトヨタ自動車のCMも同じ感じ)
いっぽう銀行のカードローンはどことなく爽やかなイメージのCMが多いです。
CMはやはり人気タレント起用が多いですが消費者金融ほどアクが強くないといった感じです。
ただこういったCMを見るとカードローンを使うことに罪悪感を感じなくなる恐怖があります。
実際にはカードローンを利用することは地獄なのにそういった感覚が麻痺してしまうようなCMばかりだと思います。
CMなどで感覚を麻痺させられてしまい借り入れしたらあとは銀行、消費者金融の思うつぼです。
カードローンの伸び率は右肩上がりでその伸び率は10%近いです。
ちなみにカードローンだけではなく不動産経営のための個人融資「アパートローン」なども好調のようですね。
サラリーマンで不動産融資に挑戦してみようという人が増えてしまっているのでしょう。
そのおかげでいまは過剰なアパート建設がすすみ空き家が3割にも上るほどです。
実際に住む人がいないのに不動産融資のためにアパート建設のみが進んでいる状態で、
まさに空き家を増やすために建設が進んでいると言っても過言ではないでしょう。
いずれこういったアパートローンを契約した人たちの中から少なからず多額の債務者が生まれてしまうんだと思います。
まさに銀行、消費者金融にとっては個人融資というのはドル箱状態です。
とはいえこれだけニュースでやり玉に挙げられているのでいずれ規制強化はより厳しくなっていくでしょう。
個人的には私を含む多重債務者をこんなにも生み出す前に
もっと早く規制強化をしてくれれば良かったのにと思ってしまいます。
以前ドラマで人気になった半沢直樹のセリフが思い浮かびます。
「銀行が自分たちの事しか考えない存在なら、もはや存在していないも同然です」
まさにいま借金で苦しんでいる人たちはこれらのニュースを見て一体どう思うんでしょう?
それが少し気になったりもします。
いつも読んで下さる皆さんに感謝致します。
おか
銀行カードローンが壊滅的ないま再起を賭けた『最後の借り入れ』なら中央リテール
債務者にとっては最後の砦ともいえる借入先です。
ここで借りることが出来なければ債務整理を視野に入れましょう。